テークス・チャージ

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「キャノンボール=ウィントン・ケリー/テークス・チャージ」
Cannonball Takes Charge – CANNONBALL ADDERLEY QUARTET
Stereo / Riverside SR-7108, 196-(ビクター・レコード)/ Riverside RLP-12-1148, 1959

ハードバップからファンキー、ボッサノヴァにアフロまで、幅広い音楽性で多作なキャノンボール・アダレイ。ところが、ことワンホーン作となるとその数の限られることに驚かされます。そんな稀少なワンホーン作品の一枚が、2組のリズム隊と共演したリバーサイドでの2作目『Cannonball Takes Charge』。
一曲のオリジナルを除きスタンダード/ポピュラーで固めた選曲がこのアルバムのミソかと。軽快にスウィングするウィントン・ケリーのピアノに呼応するように、膨よかな音色で闊達自在、悠々と歌うキャノンボールのアルト・サックス。
小難しいことは抜きにして、ジャズの喜びに身を委ねてみませんか。

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ブリリアント・コーナー

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「ブリリアント・コーナー」
Brilliant Corners – THELONIOUS MONK
Mono / London LC-1013, 1958(キング・レコード)/ Prestige RLP-12-226, 1956
アメリカン・ジャズ・シリーズ

「ブリリアント・コーナーズ」
Brilliant Corners – THELONIOUS MONK
Stereo / Riverside SR-7007, 1962(ビクター・レコード)/ Riverside RLP-1174, 1956

マイルス・デイヴィス『トランペット・ブルー』と双び、ペラジャケを語るうえで忘れてならないレコードが、50年代末にキング・レコードから発売されたセロニアス・モンクによる『Brilliant Corners』の初版。否。セロニアスにあらず、“シローニアス”・モンクです。
発売当時、国内には原盤権を持つリヴァーサイドと直接契約を取り付けられた企業がなく、英ロンドン・レーベルを経由し欧州盤の体裁に則って紹介されました。重量感のあるキング盤はラベルに深く溝が刻まれたフラット・ディスク。丁寧にプロダクトされたレコードからは、立体的でしなやかな再生音を体感することができます。
1962年にビクターがリヴァーサイドのライセンスを獲得すると、オリジナル・アートワークを採用したペラジャケ・レコードがモノラル、ステレオ両仕様で発売されています。60年代をむかえカナ表記もようやく“セロニアス”に落ち着きました。

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セロニアス・モンク/スタンダードを弾く

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The Unique – THELONIOUS MONK
Riverside R-5039, 1962(ビクター・レコード)/ Riverside RLP-12-209, 1956
モダン・ジャズ名盤蒐集会 第39回選定盤(7)

セロニアス・モンクのリヴァーサイド2作目は、アート・ブレイキーにオスカー・ペティフォードを迎えた三名の達人が織りなすリラックスしたスタンダード集。さりとてモンク。スタンダードにもとびきりユニークなアイデアの数々が鏤められています。
国内初版はグルーヴ・ガードのあるディープ・グルーヴのモノラル盤、音質はいまひとつでした。