テークス・チャージ

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「キャノンボール=ウィントン・ケリー/テークス・チャージ」
Cannonball Takes Charge – CANNONBALL ADDERLEY QUARTET
Stereo / Riverside SR-7108, 196-(ビクター・レコード)/ Riverside RLP-12-1148, 1959

ハードバップからファンキー、ボッサノヴァにアフロまで、幅広い音楽性で多作なキャノンボール・アダレイ。ところが、ことワンホーン作となるとその数の限られることに驚かされます。そんな稀少なワンホーン作品の一枚が、2組のリズム隊と共演したリバーサイドでの2作目『Cannonball Takes Charge』。
一曲のオリジナルを除きスタンダード/ポピュラーで固めた選曲がこのアルバムのミソかと。軽快にスウィングするウィントン・ケリーのピアノに呼応するように、膨よかな音色で闊達自在、悠々と歌うキャノンボールのアルト・サックス。
小難しいことは抜きにして、ジャズの喜びに身を委ねてみませんか。

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アート

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「アート」
Art – ART FARMER
Stereo / Globe SMJ-7059, 1962(ビクター)/ Argo LP-678, 1960
モダン・ジャズ名盤蒐集会選定盤

60年代中頃までに発売された国内盤のジャケットには、コントラストの強い独特な彩色が施されているものが多くみられます。それはペラジャケをめでる愉しさのひとつなのだけど、残念ながら本作では、オリジナル盤ジャケットの色合いが持つ滋味深な趣を失ってしまったような。
アート・ファーマーがワンホーン・カルテットでアーゴに残した畢生の傑作『Art』。真摯にジャズと向き合った彼の人柄を滲ませ詩情豊かなトランペットが、トミー・フラナガンの趣味良く軽快なピアノに寄り添いながら、聴く度にじわりとしみ込んできます。

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