ジャズ・イモータル

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「クリフォード・ブラウン/ジャズ・イモータル」
Jazz Immortal – CLIFFORD BROWN feat. ZOOT SIMMS
World Pacific PFJ-5051, 196-(ビクター・レコード)/ Pasific Jazz PJ-3, 1960

LPレコードにはじまり現行のCDに至るまで、日本盤独自の慣習として受け継がれる「帯(オビ)」。遅くとも60年代の極早い時期には付属していたと思われますが、いつごろ始められたものなのでしょうか?
50年も昔の古いレコードを蒐集するうえで、状態の良いオビに巡り会うことは、ある意味トップ・コンディションのレコードそのものを見つけ出すよりも遥かに難しいもの。ペラジャケの場合も然り。オビまで大切に保管されていた先の所有者に感謝しきりのチョットした宝物です。
ジャック・モントローズ編曲によるクリフォード・ブラウンの西海岸セッション集。ズート・シムズをフューチャーしたB面3曲目「Bones For Zoot」にブラウニーは不参加です。

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ヘレン・メリルとクリフォード・ブラウン

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「ヘレン・メリルとクリフォード・ブラウン」
Helen Merrill – HELEN MERRILL with CLIFFORD BROWN
Mono / Mercury MC-3025, 196-(キング・レコード)/ EmArcy MG-36006, 1954
エマーシー・ジャズ・シリーズ


たかが国内盤。
それでも、雑然と詰め込まれた中古店の棚から、ズッシリとした感触とともに掴み上げたレコードがこんな一枚なら、体中の血が一段と熱を上げて駆け巡るのを感じるのです。
分厚いレコードは、ラベルに深く溝の刻まれたフラット・ディスク。インサートには歌詞カード。キングのエマーシー・ジャズ・シリーズには信頼が置けます。
ところが、針を沿わせて感じる違和感。耳を澄ませて目を凝らして合点。本来オープニングを飾るべき「Don’t Explain」とラストに収まっているはずの「’S Wonderful」、この2曲が入れ替わって収録されているのでした。

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ベイジン・ストリートのブラウンとローチ

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「ベイジン・ストリートのブラウンとローチ」
At Basin Street – CLIFFORD BROWN & MAX ROACH
Mono / EmArcy MC-3003, 1959(キング・レコード)/ EmArcy MG-36070, 1956
エマーシー・ジャズ・シリーズ

キング・レコードが発売した「エマーシー・ジャズ・シリーズ」はペラジャケ時代の優良盤。
当時最重量級のモノラル・フラットディスクは、多少のスリキズなどモノともせず厚みある音を響かせてくれます。なかでも、おそらく1959年の1年間にリリースされたタイトルは、ジャケットがキング社の刻印入り特製ビニール・カバーで丁寧にパッキングされた豪華仕様でした。
グループを離れたハロルド・ランドの後任にソニー・ロリンズを迎えたブラウン=ローチ・クインテットによる本作は、プレスティッジへ吹き込んだ『Plus 4』の姉妹盤。レコードに針を置いた途端、溝の奥に刻み込まれていた濃密なハードバップの薫りが部屋中に立ち籠めるようです。

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ソニー・ロリンズ・プラス 4

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「ソニー・ロリンズ・プラス4」
Plus 4 – SONNY ROLLINS

Mono / Top Rank RANK-5025, 196-(ビクター・レコード)/ Prestige PRLP-7038, 1956

「スリー・ジャイアンツ」
3 Giants! – SONNY ROLLINS, CLIFFORD BROWN & MAX ROACH

Stereo / Prestige SMJ-7206, 1964(ビクター・レコード)/ Prestige PRLP-7291, 1956

ソニー・ロリンズとクリフォード・ブラウン。当時、ジャズの未来を託された2大スターを擁しハード・バップの躍進を押し進めた強力コンボの貴重な記録。
国内最初期のペラジャケ・モノラル盤は、米原盤2NDプレスのアートワークを採用し、ビクター「トップ・ランク」レーベルから「プレスティッジ・シリーズ」の一枚として紹介されていました。
後年リリースのステレオ盤は、『3 Giants!』とリタイトルされた本国リイシュー盤の体裁をとってリリース。この時期になると国内でも「プレスティッジ」のラベルが使用されるようになります。

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