ヘレン・メリルとクリフォード・ブラウン

helen_merrill_brown1s

helen_merrill_brown2s

helen_merrill_brown4s

helen_merrill_brown3s

「ヘレン・メリルとクリフォード・ブラウン」
Helen Merrill – HELEN MERRILL with CLIFFORD BROWN
Mono / Mercury MC-3025, 196-(キング・レコード)/ EmArcy MG-36006, 1954
エマーシー・ジャズ・シリーズ


たかが国内盤。
それでも、雑然と詰め込まれた中古店の棚から、ズッシリとした感触とともに掴み上げたレコードがこんな一枚なら、体中の血が一段と熱を上げて駆け巡るのを感じるのです。
分厚いレコードは、ラベルに深く溝の刻まれたフラット・ディスク。インサートには歌詞カード。キングのエマーシー・ジャズ・シリーズには信頼が置けます。
ところが、針を沿わせて感じる違和感。耳を澄ませて目を凝らして合点。本来オープニングを飾るべき「Don’t Explain」とラストに収まっているはずの「’S Wonderful」、この2曲が入れ替わって収録されているのでした。

続きを読む

「ザ・モダーン・アート・オブ・ジャズ」第1集

modern_art_jazz_zoot1

modern_art_jazz_zoot2

modern_art_jazz_zoot3
The Modern Art Of Jazz – ZOOT SIMS

Dot SCO-5003, 19–(ビクター・レコード)/ Dawn DLP-1102, 1956

ドーン・レーベル原盤で人気の本作。本国でドーンの傍系レーベル「シーコ」からもプレスされた関係か、日本盤初版もシーコ作品の一枚として紹介されたようです。
ボブ・ブルックマイヤーのヴァルブ・トロンボーンとの掛け合いも終始好調なズート・シムズの勢いそそままに、ラフでタフな音を鳴らすディープグルーヴ・フラットディスク。
裏ジャケットに原盤デザインままの英文解説が採用されていることから、発売時には日本語解説書が封入されていたと推測できますが、所有盤は欠損しています。