ヘレン・メリルとクリフォード・ブラウン

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「ヘレン・メリルとクリフォード・ブラウン」
Helen Merrill – HELEN MERRILL with CLIFFORD BROWN
Mono / Mercury MC-3025, 196-(キング・レコード)/ EmArcy MG-36006, 1954
エマーシー・ジャズ・シリーズ


たかが国内盤。
それでも、雑然と詰め込まれた中古店の棚から、ズッシリとした感触とともに掴み上げたレコードがこんな一枚なら、体中の血が一段と熱を上げて駆け巡るのを感じるのです。
分厚いレコードは、ラベルに深く溝の刻まれたフラット・ディスク。インサートには歌詞カード。キングのエマーシー・ジャズ・シリーズには信頼が置けます。
ところが、針を沿わせて感じる違和感。耳を澄ませて目を凝らして合点。本来オープニングを飾るべき「Don’t Explain」とラストに収まっているはずの「’S Wonderful」、この2曲が入れ替わって収録されているのでした。

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ミルト・ジャクソンの芸術

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Plenty, Plenty Soul – MILT JACKSON
Atlantic ATL-5028, 1964(ビクター・レコード)/ Atlantic LP-1269, 1967

MJQから解き放たれたミルト・ジャクソンはまさにプレンティ、プレンティ・ソウル。
A面はクインシー・ジョーンズ指揮のもとに、これでもかと云わんばかりのオールスター・ナインテット、一転、B面はセクステットによるセッションで構成されていて、ミルトのヴァイブラフォンはいずれ劣らぬ熱量を発散しています。
掲載の国内ペラジャケ盤は、ジャケット裏に米国オリジナル盤のデザインが踏襲され、野口光久氏による日本語解説はインサート仕様。音質が芳しくないのが残念です。